中心軸が変わると優先順位も変わる、あなたが変わる

それほどの不具合があるわけでもないけれど、なんとなくこれいやだな、と思わさる。今の自分に居心地の悪さを感じてしまう。蓄積された違和感が溜まって破裂しそうと思うようなそんな感じ。

時が満ちたのです。変化の時がきたのです。中心軸が変わったのです。

つまりだ、自分自身のエネルギーの流れが変わったのだ。それは優先順位が変わったこと。中心軸が変わったのだから、自分というアイディンティティーに変動が起きる。

内的変化

中心軸は「価値観・意識・言動」という構成になっている。
そのどれかが変化したために他の要素も変化を誘われ、結果として軸そのものが変わってしまったということだ。

これまで重要だったはずのことが後回しになる。好きだったものが色褪せてしまう。
髪型や服装や、喋り方も全部が自分らしく見えない、という時がくる。

食や色や楽曲なんかは年齢とともに好みの変化が起こるし、環境や友達関係なんかでも変化がある。

でも、そういうよくある変化と違って、中心軸の変化は時として深刻だ。
自分という主体があやふやになるのだから。

人が自分はこういう人間であると思うのは、記憶に頼っている。経験や思考や自分の時間の蓄積が「こういう人間」であると保証してくれる。

ところが中心軸が変わるという言い方はそれら経験に頼れなくなる。ある日突然自分が見知らぬ人になってしまうのと似ているかもしれない。だから自分をどう信用したらいいのかわからなくなるのだ。

こう書くとそんなこと滅多にないよ、と思うかもしれない。けれど結構頻繁に起こっていることだと思っている。大抵は目の前の現実に沿って行動しているから、気づかないのだろう。

いや、気づかないふりをしているのかな。

だから、人々は破裂する。目の前の現実を変えることで何かを変えようとするのだ。お茶碗を壊したり、スピード違反したり、携帯を水没させたり・・・することがある。

そういう時は自分のエネルギーの流れ方が変わっているかも、と気づくといい。
そうしたら具体的にどうしようか考えることができるから。

自分では難しかったら信用できる人やカウンセラーや話してみるといいね。言葉にすると具体的になるから。