あなたの中の三つの幸せ

あなたはどのように生まれたのか。リアリティーは、幸せはどこにあるのか。あなたの中には3つの物語が書かれている。3つの物語のなかで3つの幸せを得ることが人生となる。

第1の物語

あなたは母から生まれた。

母があなたを産み、DNAを渡した。社会の中であなたは育ち、集団のなかの役割を果たしていく。

いかに行動すべきかが重要となる。母の願いはあなたにとって目的であり障害であり、歯止めであり必須である。母とは実際の母だけでなく、母体集団をも表す。

生物学的な存在に強く引き付けられ、あなたは人間に向かい、良くも悪くも集団に帰依する。あなたにとっての集団がどんなものになるかによって、行動の範囲が決まる。家族か仲間か地域か国か。

あなたが満たされていれば、他者を尊重し自分も他者からそうされたいと願い、そのように動いていくだろう。あなたが空虚であれば、他者を避けひがみ、もしかしたら憎むようになるかもしれない。

母から生まれたあなたは母へと帰る。幸福は母のもとにある。

第2の物語

自分を生むのは自分自身。

自分は何を為すべきか、自分は誰であるのか、肉体は母から生まれたにしても「わたし」は母からは生まれない。

あなたは自分を生み出したいと強く思う。自分を生み出す時間こそ人生となる。あなた自身の世界、内的世界を構築する。

集団は自分を損なわない限り尊重するが、永住の場所ではない。他者からの評価は自己確認のためには重要だが必須ではない。自分を決めるのは自分なのだから。

しかしながら、自分を映す鏡となる信頼できる他者に出会うことで安定する。他者を見つけるためにか自分の居場所を見つけるためにか、放浪するかもしれない。可能性を求め自分らしくありたいと願うからだ。

重要なのは、誰を仲間とするか十分に考えることだろう。

自分から出たものは全て自分に返ってくる。プロセスこそ幸せとなる。

第3の物語

あなたを生んだのは「神」。あなたは人として生まれ人として命を終え、神へと帰っていく。

では、神とはなにか。

神を知りたいと願うことは、運命を知ることだ。あなたがあなたである理由は神にあるから。

あらゆるものに神の痕跡を求めようとする。それが、あなたを満たすものであれば人生は豊かで意味を感じられるだろう。でも違っていたら・・・。

第3の生き方はあなたに冒険を強いるだろう。見えない世界をいかに見るかが重要だから。

知っている者を探すことから始めよう。宗教に興味はないか、神話的であるか、占いに行くも良い。スピリチュアルな世界観や哲学的であるのも良い。

神を知るあなたの方法を見つけよう。それが生き方となる。

あなたは神から出て神へと帰るのだから、求めに応じて必ず、道は見つかる。

エピローグ 自分の完成

3つの物語を完成した時、あなたは完全な全体となりあなた自身となる。

そしてやがて、第4の物語を生きることになる。

第4の物語とは自らを神とする生き方である。神となり世界を創造することとなる。

あなたは世界の創造に参与する。